心身美食レシピ by est're(エストール)春キャベツときのこのクラムチャウダー

食のプロフェッショナル 管理栄養士 虎の巻

クリニックで栄養カウンセリングをしている管理栄養士の、
健康で過ごすためのちょっとしたコツをご紹介。
毎日の習慣、できるところから始めてみませんか?

季節の野菜を入れたクラムチャウダー

春のキャベツはやわらかく、そしてきれいな緑色が目でみても春を感じさせます。牛乳とあさり、季節の野菜を用意したら、鍋に入れてすぐにできるクラムチャウダー。見た目は豪華でも簡単に作れて、しかも女性にうれしい栄養がたくさんです。季節の変わり目、不安定な時期にこそ体を温めるスープで整えていきましょう。

骨を強くする組み合わせ

骨の栄養にはカルシウム、その吸収を助けるのにビタミンD。わかっていても、では何を食べたらいいの?と思った時に、クラムチャウダーが思いつきました。給食を食べていたころは、毎日1本(200ml)の牛乳を飲んでいましたが、いつからか、和食に合わないからか牛乳を飲む機会が減ってしまいました。骨を強くする食生活のためには、カルシウム。そしてカルシウム補給は吸収率からしてもやっぱり牛乳(乳製品)が一番効率がいいのです。

こんな人におすすめ

キャベツのビタミンB群、あさりの鉄分、キノコのビタミンD。骨活以外にも、貧血や自律神経が不安定になりやすいそんな時にもおすすめの内容です。

心と体が喜ぶ。心身美食レシピ

春キャベツときのこのクラムチャウダー

材料(2人分)

  • 牛乳400ml
  • しめじ1/2株
  • しいたけ2枚
  • 春キャベツ (50g)2枚
  • あさり(殻付き)100g
  • コンソメ顆粒小さじ1
  • パセリ (乾燥)適量

作り方

  1. あさりは塩水につけて砂出しし、水洗いをする。キャベツはざく切りにします。しいたけは軸を取り除き、薄切りにします。しめじは石づきを取り除き、ほぐします。
  2. 鍋に牛乳を入れて中火で熱し、温まったら弱火にして、①を入れて煮ます。
  3. キャベツがやわらかくなったら、コンソメ顆粒、塩を加えて味を調え、火から下ろします。
  4. 器に盛り付け、パセリを散らして完成です。

栄養食材

牛乳

吸収率の高いカルシウムが豊富に含まれているので、骨粗しょう症の対策や、神経を落ち着かせ、ストレスの緩和に役立ちます。骨を作る成長ホルモンは就寝中に分泌されるので、夕食に牛乳を使った料理や、就寝前にホットミルクを飲むのがおすすめです。

あさり

カルシウム、鉄、ビタミンB12などが多く含まれています。カルシウムは健康な骨や歯を作るほか、筋肉の収縮にも使われるミネラルです。あさりに含まれるカルシウム量は牛乳の約半分ですが、海産物の中ではトップクラスの含有量です。

きのこ

カルシウムの吸収をサポートするビタミンDが豊富。小魚やチーズ、牛乳などカルシウム豊富な食材と一緒に食べれば、そのカルシウムを効率よく吸収できます。
日光に当たるとビタミンDが増加するので、調理前に30分ほど天日干ししてみましょう。

心身美食レシピ by est're(エストール)

「心身美食レシピ by est're(エストール)」は、
婦人科学の観点から心身の向上にアプローチし、
本来のポテンシャルを引き出すセルフケア*ブランドest're(エストール)の
会報誌『心身美食』から転載しています。
*年齢に応じた栄養補給や化粧品によるケア

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※掲載している情報は、記事公開時点のものです。
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この記事は、働く女性の医療メディア
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