髪が伝える、あなたの変化

ココロやカラダに変化を感じやすい秋。夏の疲れも美容面にあらわれる時期に、ふと、自分の顔の印象が以前と違う気がすることはありませんか?目や口を注視しがちですが、実は土台となる肌や顔よりも面積の広い髪の変化が、見た目の印象に影響しています。この先も自分を輝かせるために、その変化と向き合い、ベースを整えることが大切です。

未来の自信に差がつく!注目すべき美の根源とは?

顔の肌と頭皮はつながった一枚の皮膚です。構造は同じですが、頭皮には、顔よりも太い毛の生える大きな毛穴が数倍も多くあるという特徴が。ひとつの毛穴から2〜3本の毛髪が生える場合もあり、その重さは顔にも負担をかけています。ですから、毛髪を生み、支える頭皮に元気がないと、シワやたるみとなって顔に影響があらわれることも。同時に、艶のある美しい髪が生まれにくくなるのも事実。

長年、肌トラブルを意識して顔のスキンケアを続けられていると思いますが、頭皮のスキンケアはいかがでしょうか? 今以上の美肌と美髪をキープしたいなら、それらの根源となる「頭皮」こそ投資のしどころ。特に、髪は古来より"女性の命"と謳われてきた重要パーツ。自分の後ろ姿がどのような印象を与えているか、把握できているでしょうか? 髪自体のケアは万全という人も、ここで頭皮について見直しましょう。なぜなら、髪の美しさは頭皮から生まれたてがピークで、あとはその状態をいかに維持するか。髪自体には再生力がないため、今よりも上質な髪を生むことから、本当のヘアケアはスタートするのです。

そのお悩み、"エイジング毛"かも

最近、気になる髪の変化はありませんか?白髪やうねり以外にも、「艶がなくなった」とか「髪が細くなった」とか。それは気のせいではなく、きちんと原因があって起こること。ケアをあと回しにすると、どんどん進行します。そんな、女性なら誰にでも生えてくる"エイジング毛"とは!?

髪のお悩み3大原因

1. 血流の滞り
頭皮の血流が悪いと毛根にある髪の元「毛母細胞」に栄養が届かず、細く弱い髪が生えてきます。髪の成長スピードも遅くなります。
2. 乾燥
顔の肌と同様、乾燥は頭皮&髪の大敵。水分・油分・タンパク質のバランスが良い美髪を生み、抜け毛やフケを防ぐためにも保湿は必須。
3. 女性ホルモン
女性ホルモンのエストロゲンは、髪の成長やハリ艶と深く関わっています。更年期の女性ホルモン減少が薄毛の原因となることも。

年齢と共に変化する髪

エイジングケアというと顔のシワやたるみを意識しがちですが、髪にもエイジングサインはあらわれます。わかりやすいのは白髪ですが、抜け毛や切れ毛、うねり、アホ毛、パサつきなども加齢で変化した「エイジング毛」といえます。歳を重ねて代謝が落ちると髪に栄養を運ぶ血流が滞り、乾燥や古い角質による毛穴詰まりなど、頭皮も顔の肌同様のトラブルを抱えることに。また、髪の成長を促す女性ホルモンも減少。これらを主な原因とするエイジング毛のせいで、スタイリングまで難しくなります。

「若い頃は直毛だったのに癖毛になった」、「季節の変わり目は抜け毛が多い」といった声が聞かれますが楽観視は禁物!髪に変化を感じたら、頭皮や体調に意識を向けてみましょう。

今こそ注目すべき頭皮事情

現在、育毛治療の分野では、毛根の少し上にある「バルジ領域」が注目されています。「毛根の一番下にある毛乳頭(図1)で毛母細胞が分裂して増殖し、頭皮の外にあらわれたものが毛髪。バルジ領域には、毛母細胞の前身である幹細胞が眠っています」と上島先生。髪が生え変わるヘアサイクル(図2)においてバルジ領域の幹細胞は、成長期を長く、退行期を短くする最新の育毛再生医療で働きかける部分だそうです。ミューノアージュの育毛剤『Wアプローチヘアプログラム』には、バルジ領域に働きかける画期的成分オクタペプチド-2が配合されています。

生まれたて美髪を保つ今どきのケアステップ

髪は1ヶ月で1cm、頭皮の中から押し上げられて伸びます。その生まれたての髪の質自体をランクアップさせ、ダメージを防いで保護することが、髪の若さを保つ秘訣。毎日のケアを見直し、頭皮にうるおいを与えて血行を促進するケアに切り替えましょう。ここでは効果的な4つのステップをご紹介!

STEP1 ブラッシングで汚れを浮かせる

ブラッシングで、あらかじめ頭皮と髪の汚れを浮かせておきましょう。シャンプーで洗い落としやすくなります。髪のもつれも丁寧にほどいて、抜け毛や切れ毛の予防も。

POINT 髪のもつれは、シャンプー時の抜け毛を増やす原因に!

STEP2 シャンプー&コンディショナーで洗って補修する

まずは2分間、ぬるま湯だけで予洗い。両手を交互に動かして指の腹で頭皮をしっかり洗います。シャンプーは手のひらで泡立て、頭皮全体になじませてマッサージするように洗い、すすぎは1分ほど念入りに。髪を補修するコンディショナーは、頭皮を避けて毛先からなじませ、すすぎます。

POINT 予洗いで8割の汚れが落ちます。コンディショナー+蒸しタオルも効果的

STEP3 頭皮ケアで浸透させる

タオルドライやドライヤーで頭皮の湿り気をとったら、毛根の活性化を意識して、頭皮ケア用のエッセンスなどを投入!保湿成分で髪を生む頭皮環境を整えて、髪の成長を促す有効成分を与えましょう。頭皮と同時に髪にもうるおいが行き届くアイテムを選ぶとハリ艶髪への早道に。このステップは特に続けることが大切です。

POINT 頭皮が濡れていると、頭皮用美容液の浸透の妨げに!

[ブローについて]
ドライヤーは頭皮から20cm離し、ブローはなるべく短時間で。温風と冷風を交互に当てると髪に艶が出やすくなります。

STEP4 マッサージでしなやかにする

仕上げは頭皮マッサージ。額の生え際から後頭部へ向かって、両手の指の腹でらせんを描くように揉みほぐしていきます。ブラシ面の大きなクッションブラシを使うと、とかすだけで均一に圧をかけてマッサージできるので簡単。頭皮の血行促進はもちろん、前に使った頭皮エッセンスなどの浸透もサポートしてくれます。

POINT 頭皮を強くこすり過ぎないように気をつけましょう

[ブラッシングについて]
左右・額・襟足の生え際から上方向に各3回とかし上げて。顔のリフトアップも期待できます。

ミューノアージュ / MUNOAGE

東京六本木ミッドタウン皮膚科形成外科Noage監修の元、誕生したブランド。
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※掲載している情報は、記事公開時点のものです。
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