【更年期障害記事まとめ】40代以降の女性はチェックしたい更年期の話
ILACY(アイラシイ)では、これまでに更年期についての記事を数多くお届けしてきました。一口に「更年期」といっても、始まる時期や症状には個人差があり、中には思いもよらなかったことが更年期によるものである場合もあります。
ここでは、更年期とはいつなのか、症状が起こるメカニズムといった基礎知識や、更年期に起こりうる症状の解説、さらには効果的な治療法や更年期を快適に過ごすためのコツなど、ILACY(アイラシイ)で公開している記事をまとめてご紹介します。
更年期は何歳から症状がでるの?更年期障害のよくある症状と対策
「更年期」という言葉は知っていても、症状が出始める時期やどんな症状があるのかを知っている人は少ないのではないでしょうか。更年期とは、閉経する前後の10年間を指します。この時期、女性の体内ではエストロゲンの分泌量が減少。それが自律神経に影響を及ぼし、さまざまな症状を引き起こします。
こちらの記事では、そのメカニズムのほか、よくある症状の解説、困ったときの対策法など、更年期障害の基礎知識を紹介しています。
更年期は何歳から症状がでるの?更年期障害のよくある症状と対策とは
更年期のサイン?40代なら知っておきたい生理の変化
エストロゲンの分泌量が減少してくる40代は、生理周期が短くなったり、長くなったり、経血量が少なくなったりするなど、生理のリズムや量が乱れがちになります。それは、閉経に向けた過程の中で起こる自然な流れである一方、別の病気が隠れている可能性も...。
この時期の不調を、すべて「更年期のせい」にするのは危険です。ここでは、40代に起こりがちな生理の変化と、注意しておきたい病気のリスクについてまとめました。
更年期障害――病院で検査を受けるタイミングとは
ホットフラッシュや手足の冷え、イライラ、不安感など、更年期症状は多岐にわたります。症状に悩まされている方の中には、「ちょっと体調が悪いだけ...」と我慢をしている人もいるのではないでしょうか。
しかし、浜松町ハマサイトクリニックの医師・吉形玲美先生によると、こうした症状は早い段階での治療が効果的とのこと。そこで、実際の患者さんの症例を基に、検査を受けるタイミングの目安について解説してもらいました。
更年期症状「ホットフラッシュ」とは?
更年期症状の代表的もいえる「ホットフラッシュ」。時間や場所に関係なく、急に大量の汗が出たり、顔が紅潮したりすることに困っている方も多いと思います。
では、なぜ更年期にホットフラッシュが起こりやすくなるのでしょうか。こちらの記事では、その原因とメカニズムに加え、ホットフラッシュに見舞われた際、汗やのぼせを抑えるのに効果的な対処法、さらには予防に効く日常生活で心掛けたいことについてご紹介します。
更年期症状「ホットフラッシュ」とは?原因・症状とツボを使った対策法
更年期の女性がイライラするのはなぜ?
更年期障害の症状には、大きく分けて「体の症状」と「心の症状」の2タイプがあります。自律神経が乱れることで起こるイライラは、まさに「心の症状」の代表例。更年期世代の方の中には、些細なことでついカッとしてしまい、後から自己嫌悪に陥ってしまうという場合も少なくありません。
そんなイライラを改善するには、規則正しい生活や、ビタミン、ミネラルを豊富に含んだ食事などが大切。その理由を詳しく解説しました。
更年期の女性がイライラするのはなぜ?更年期障害の原因と解消法
HRTで行う更年期障害治療――ホルモンを補充することで諸症状を改善
日常生活に支障をきたすほどの症状であれば、婦人科で治療を受けるのがおすすめです。更年期障害を引き起こす大きな原因は、女性ホルモンの分泌量が減少すること。そのため、最も有効な治療法は「HRT(ホルモン補充療法)」といわれています。
HRTは、更年期に不足するエストロゲンを投与して症状を改善するという方法。その特徴と効果について、浜松町ハマサイトクリニックの医師・吉形玲美先生に教えてもらいました。
HRTで行う更年期障害治療――ホルモンを補充することで諸症状を改善
更年期世代がピルをやめるタイミング
生理不順や子宮内膜症、月経前症候群(PMS)の治療薬として注目を集めているピル。しかし、「いつまで飲めばいいのかわからない」「ピルの服用を止めた結果、ホットフラッシュなどの症状に悩まされるようになった」など、更年期を迎えた女性とピルとの付き合いは難しい部分もあります。
そこで、ピルからHRT(ホルモン補充療法)への切り替えのタイミングについて、浜松町ハマサイトクリニックの医師・吉形玲美先生にお話を伺いました。
更年期世代がピルをやめるタイミング――HRT治療を始める目安時期・年齢とは
HRT以外の更年期障害の治療
更年期の諸症状に最も効果のある治療法は「HRT(ホルモン補充療法)」ですが、中にはホルモン治療に抵抗があるという人もいるようです。また、持病によってはHRTができない場合も。
そんなときの代替療法には、漢方薬をはじめ、抗うつ剤やサプリメントを使ったものがあります。それぞれのメリット、処方の仕方など、自分に合った治療法を見つけるためのヒントを、浜松町ハマサイトクリニックの医師・吉形玲美先生が教えてくれました。
HRT以外の更年期障害の治療――「最善」を見つけるために知っておきたい選択肢
「エクオール」の働きや効果とは?体内で産生できない場合の対処法も
大豆に含まれるイソフラボンが、「エクオール産生菌」と呼ばれる腸内細菌によって代謝されてできる成分「エクオール」。女性ホルモンと似た働きをすることから、更年期症状の改善や骨粗しょう症予防などに効果があるとして近年注目を集めています。
しかし、エクオールは日本人の約3人に1人しか、みずから作ることができないといわれています。この記事では、エクオールの働きを解説するとともに、体内で生成できない場合の対処法についてもご紹介します。
「エクオール」の働きや効果とは?体内で産生できない場合の対処法も
【更年期症状に悩んだら...】
<浜松町ハマサイトクリニック>(東京・浜松町)
女性の身体と気持ちへの寄り添いをモットーに、気軽に受診いただけるクリニックを目指し、婦人科・内科をはじめとした外来診療や健診・人間ドックを提供。生理痛、不正出血、子宮筋腫、子宮内膜症などの治療やピルの処方だけでなく、疲れや倦怠感、イライラなど更年期障害の治療も得意としたクリニックです。<東京ミッドタウンクリニック>(東京・六本木)
病気の早期発見・予防のため、きめ細やかなテーラーメイドの健診を提供しているクリニック。外来診療では風邪などの疾患から専門的な診療まで幅広く対応。婦人科では、生理不順、不正出血、おりものの変化、子宮がん・卵巣がん・性感染症など、婦人科疾患全般について相談が可能です。