心身美食レシピ by est're(エストール)牡蠣のパエリア風

食のプロフェッショナル 管理栄養士 虎の巻

クリニックで栄養カウンセリングをしている管理栄養士の、
健康で過ごすためのちょっとしたコツをご紹介。
毎日の習慣、できるところから始めてみませんか?

牡蠣とブロッコリーで免疫力をアップ 牡蠣のパエリア風

風邪やインフルエンザの流行る時期は、免疫力を高める食材を摂取しておくことが大切です。旬の牡蠣とブロッコリーを使った簡単なパエリア風。牡蠣のうまみとレモンの酸味が食欲をそそります。

牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほど栄養が豊富。免疫力をアップし、健康維持や味覚障害予防にも役立ちます。ブロッコリーは晩秋から春が旬の野菜。ビタミンC、βカロテン、葉酸などビタミン類が多く、生活に欠かせない重要な野菜として2026年度からは「指定野菜」に格上げされることが農林水産省から発表されています。

こんな人におすすめ

炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラルが1つのフライパンで完成されるレシピです。食べて元気になりたい人、体調を崩せない忙しい人におすすめです。外で食事をするときにも牡蠣やブロッコリーなどの野菜が摂れるメニューを選ぶようにしましょう。

心と体が喜ぶ。心身美食レシピ

牡蠣のパエリア風

材料(1人分)

  • 1/2合(75g)
  • 牡蠣(小ぶり)5個
  • 玉ねぎ10g
  • ブロッコリー30g
  • パプリカ(赤)10g
  • ニンニク1片
  • オリーブオイル大さじ1
  • レモン1/4個
<合わせ調味料A>
  • 60mL
  • コンソメ(顆粒)小さじ1/2
  • ハーブソルト適量

作り方

下準備
ボウルに水と塩少々(分量外)に水をきった牡蠣をいれて洗う。洗った後、ペーパータオルで水気を拭き取る。
  1. 玉ねぎ、パプリカはみじん切り、ニンニクは薄くスライス。ブロッコリーは小房に分ける。
    スキレットを中火で熱して、オリーブオイルを入れ、ニンニク、玉ねぎ、パプリカの順で加え弱火でしんなりするまで炒める。
  2. 1に米を加え、全体に油がまわるまで炒めたら、<合わせ調味料A>を加える。
  3. 牡蠣と、ブロッコリーを加え中火にして煮立たせる。
  4. フタをしてごく弱火で15分炊き、火を止めて10分ほど蒸らす。
最後に、レモンをかけて出来上がり。
※フタがない場合はアルミ箔をかぶせます。
※スキレットがない場合はフライパンでも代用可能です。

栄養食材

牡蠣

牡蠣に多いといわれる亜鉛は、細胞の生成などの代謝をサポートする働きがあります。免疫力を維持したり、味覚を正常に保つ働きも。体調を崩しやすい寒い季節には牡蠣を食べて、美味しさと栄養を補いましょう。

ブロッコリー

一年中見かけますが、晩秋から春が旬です。ビタミンC、βカロテン、葉酸などビタミン類が豊富です。ブロッコリーはホクホク食感が食べ応えもあり、そしてお花のような見た目が料理を豪華にしてくれます。

パプリカ

加熱しても壊れにくいビタミンC、油と仲良しのβカロテンが豊富なので、風邪を引きやすい季節、疲れたときには積極的にとりたいものです。彩りがいいので料理のアクセントにもとしても活躍します。

心身美食レシピ by est're(エストール)

「心身美食レシピ by est're(エストール)」は、
婦人科学の観点から心身の向上にアプローチし、
本来のポテンシャルを引き出すセルフケア*ブランドest're(エストール)の
会報誌『心身美食』から転載しています。
*年齢に応じた栄養補給や化粧品によるケア

estre.jp
※掲載している情報は、記事公開時点のものです。
ヘルスケア
この記事をシェアする

この記事は、働く女性の医療メディア
ILACY(アイラシイ)の提供です。

“おすすめ記事recommended

CATEGORYカテゴリー