――プレー中のお姿を見ると、服装でもUV対策をされているなと感じたのですが、練習や試合などで日光に当たる時間が長いときに、意識されていることはありますか？

辻さん（以下、辻）：一番意識していることは"服装"です。日光を直接肌に当てないように、Tシャツの下にインナーを必ず着用して、スカートを履くときはストッキングやタイツで肌を保護しています。また、顔は日光を一番浴びる部分なので、外に出る前に必ず日焼け止めを塗ったうえで、移動中には日傘を差して直射日光を避けています。

ただ、プレーを続けていくうちに、すき間なく塗っていた日焼け止めも落ちてきてしまいます。万全なUV対策を維持するのであれば都度塗り直すことが有効だとはわかっているのですが、ついつい「面倒だな......」という気持ちが勝ってしまい、これまでは特に塗り直していませんでした。

そんなときに、アンバサダーとして就任させていただいているサンノットの「UVカットスプレー」を使ってみたんです。このアイテムは、手のひらを使って塗る必要のある日焼け止めとは違って吹きかけるだけ。試合中でも簡単にUVケアができます。これを機に、今後はサンノットの「UVカットスプレー」を持ち歩いて、塗り直しも徹底しようと思っています。

――UV対策に気を遣っていても、日に焼けてしまうこともあると思います。特に練習や試合などで屋外にいる時間が長いときは、どのようなスキンケアをされていますか？

辻：普段は、美容液を塗ってから化粧水、そのあとにクリームという順番でケアをしています。時間帯によってはスキンケアアイテムを追加で使うこともあります。

朝は、そのスキンケアのあとにメイクをしていますが、UV対策として日焼け止めやUV下地、UVカット効果のあるファンデーションなどを必ず取り入れることがこだわりです。練習や試合で日光を浴びている時間が長いので、夜のスキンケアではフェイスパックを使った保湿から始めています。フェイスパックのあとに、美容液と化粧水、クリームを重ねるのが夜のスキンケアの流れです。

季節や気候にかかわらず乾燥を感じやすい乾燥肌なので、１週間のうち半分くらいの頻度でフェイスパックを活用して肌の調子を整えています。秋や冬は特に乾燥が増している実感があるので、入念に保湿ケアを行っています。

――自宅でのスキンケアは、ご自身でできることや時間も限られているかと思います。特に紫外線を浴びた日や、スキンケアにこだわりたいときに特別に行っていることはありますか？

辻：おっしゃるように、なかなか時間をつくれなかったり、スキンケア自体が面倒になってしまったりすることは正直よくあります。そんな日々を送るなか、自宅でできるスキンケアにも限界があると感じたので、東京ミッドタウン皮膚科形成外科Noage（ノアージュ）のフェイシャルエステを利用してみました。

初めての経験だからこそ、もあったと思いますが、「プロによる施術は、こんなに気持ちいいものなんだ」という"特別感"がありました。私の肌に合わせて適切に施術してもらえたので、肌の状態はもちろんですが、個人的には精神のリラックス効果が大きかったです。

ゴルフは一打のクオリティが試合の結果を大きく左右するため、プレーに影響が出ないように常に気を張っている必要がありますし、緊張している時間が長くあります。試合中は気を緩められる機会が少ないため、身をゆだねられるフェイシャルエステは、気持ちのリフレッシュにも大きくつながったのかなと思います。

なかなか頻繁に行けるものではありませんが、できるだけ時間をつくってフェイシャルエステの利用を習慣化したいものです。

――UVケアやスキンケアなどに関しては、プロゴルファー同士で情報交換することもあるのでしょうか？

辻：女性ならではかもしれませんが、実はゴルファー同士で情報交換は活発にしています。というのも、美容に詳しいプロゴルファーが何人もいて。そのゴルファーから「この商品よかったよ！」という話を聞いたり、それをみんなで共有したりしています。

あとは、商品の口コミを見るためにSNSもよく活用しています。気になる商品を実際に使った方の感想を見れば、そもそも自分に合っているのかどうかの判断材料になるのでおすすめです。

――これまでのお話を踏まえると、かなりUV対策にはこだわられていると感じるのですが、今使われているUVケア商品はどのようなタイプでしょうか？

辻：普段は塗るタイプの日焼け止めを使っています。最近は紫外線対策※サプリメント「サンノットC⁺サプリメント」も飲み始めたので、内側と外側両方からのケアに期待しています。

※紫外線などにより失われる美容成分を補うこと

――インナーケアの活用も始めたということは、栄養面からの美容対策にも重きを置いているのかと思います。そういう意味では、睡眠時間にもこだわっているのでしょうか？

辻：8時間くらいは確保したい、というのが本音です。本音とは裏腹に、その睡眠時間をとれていないというのが実情ですが......。

実は以前、夜更かししたときに肌がすごく荒れてしまって。敏感肌とも相まってか、睡眠時間が短いと肌がくすんで暗い印象になってしまうんです。それ以降は、できるだけ睡眠時間を確保することを意識するようになりました。

眠時間によって肌の調子が大きく変わるので、毎日最低6時間以上の睡眠を心がけています。

――ゴルフを始める方の数は年々増加しており、これからも増えつづけることと思います。これからゴルフを始める方や、最近ゴルフを始めた方が、より楽しめるようなアドバイスをお願いします。

辻：ゴルフを始めてすぐの頃は、ゴルフ練習場や室内練習場などをメインに屋根の下でも楽しめますが、慣れてくると腕試しにゴルフコースに出たくなると思います。でも、いざホールを回ると日なたにいることが多いので、紫外線が気になるものです。すると、日焼けが気になって、これまで楽しんでいたゴルフに行く頻度が減ってしまうかもしれません。

紫外線を気にせずにゴルフを楽しむためには、UVケア商品にぜひこだわってください。最近では、紫外線対策※サプリメント、UVカット効果のあるパウダーファンデーションやスプレータイプといったUVケア商品が続々と登場しています。まずは、こういった商品があることを知ることから始めましょう。自分に合う商品を見極めることで、紫外線に対する恐怖心も薄らぎ、思い切りゴルフを楽しめるようになります。

※紫外線などにより失われる美容成分を補うこと

――美しい肌を保つにあたって日焼けは大敵ですから、紫外線を理由に外出を控えている方もいらっしゃると思います。紫外線を気にせず健康的に過ごすための秘訣を教えてください。

辻：運動習慣を身につけたうえでUV対策とスキンケアを徹底することです。とは言っても、体を動かす気分にならなかったり、気軽にはじめられるウォーキングでも意外と長い距離は歩けなかったりするかもしれません。

そういうときにゴルフはとてもおすすめです。18ホールを徒歩で回ると4～5キロ、カートに乗っても2～3キロは自然と歩くことになります。ゴルフであれば、日常生活では歩けないくらいの距離を無理せずに歩くことができるので、自然と運動が習慣化されていくはずです。外出前のUV対策と外出後のアフターケアをきちんとしていれば、日焼けはもちろん、紫外線による肌の悩みを気にしすぎる必要もありません。

ゴルフは初心者の方でも始めやすく、とても楽しいスポーツです。無理なく運動する習慣を身につけて、将来も健康に過ごすためのきっかけにしてもらえるとうれしいです。